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あなたのミックスとマスタリングが良くならないたった1つの理由

音楽制作においてミックスやマスタリングといった作業は、各トラックのバランスをとって音を混ぜ合わせたり、聴きやすい音屋はキュ力のある音に仕上げる作業で、楽曲の方向性をしっかり定めるうえで大切な作業です。

ですが、これらのミックスやマスタリングは多くのミュージシャンが難しいと口を揃えて言う作業でもあります。

なぜミックスマスタリングは難しいのでしょうか?
そこにはシンプルなたったひとつの理由がありました。

素材が悪い

ミックスやマスタリングが良くならない最大の理由、それはDAWのタイムラインに並べられた各トラックの素材がそもそもの原因です。
つまり、各トラックの素材が低品質(リズム感が悪い、ピッチがヨレヨレ、表現力が弱いなど・・・)であったり、そもそも楽曲にミスマッチな音を使っているということです。

各トラックの素材が足を引っ張っている限りは、たとえどんなにミックスの腕を磨いたとしても、たとえどんなに高級なエフェクトを用いたとしても、最終成果物の楽曲が良くなることはありません。

例. 最高のラーメンを作りたいと言っているのに・・・

食べ物に例えるなら、「最高のラーメンを作りたい」と言っているのに某アイドルグループのように畑から開墾することから始めてこだわるのではなく、スーパーで売っている5袋いくらの袋麺を使ってラーメンを作ろうとしているのと同じです。
いや、ラーメンの麺がないからと、パスタを使ってラーメンを作ろうとしているといったほうが正しいでしょうか。

つまり、素材の選定から間違っているのです。

これが「最高の袋麺を味わわせてやる!」とか「パスタでラーメン作りにトライして見よう!」という試みであればOKですが、素材の選定がおかしい人は概してそういった目標を持っているものではないでしょう。

各トラックをしっかり見直そう!

音楽にしても同じことです。
1つ1つのトラックへのこだわりを持たずに、ミックスやマスタリングで何とかしようとしているのです。

例えば壮大なオーケストラのストリングスを望んでいるとしましょう。
そこに、何を思ったか同じ弦楽器だからといってアンプでギュインギュインに歪んだエレキギターを使ってしまい、しかもそれを何もおかしいと思わない。
ミックスやマスタリングが難しいと言うミュージシャンは、こういうことを知らず知らずのうちにやらかしています。

上の例はさすがに大げさかもしれませんが、実際のところ多くのミュージシャンのDAWの上では日々そんな妥協が多かれ少なかれ起こっています。
制作においてQCDを考慮した落としどころを探るのは大事ですが、それらは最終的なミックスやマスタリングの難易度を上げて、最終的な楽曲の出来に悪影響を及ぼすこと肝に銘じておきましょう。

ミックスは魔法なんかじゃない

みんな大好き、戦闘力計算の時間です。
音のクオリティや音楽的表現力などの指標として「音楽パワー」なるものを例に出して用います。
ご家庭に常備してあるスカウターをご用意ください。

例えば音楽パワー「1」のトラックを10個並べてミックスするとします。
よほどのことがなければ結果はパワー「10」とかパワー「11」とかになるでしょう。
これが腕のいいミキシングエンジニアだったらパワー「15」にしてくれるかもしれませんね。

しかし、どうあがいてもパワー「53万」とかにすることはできません。
パワー「53万」を目指すなら、各トラック素材全員が修行しないといけないことは、少年漫画を読んだことがあるなら何となくわかると思います(そういう少年漫画を読んだことなければ察してください・・・)

しかし残念ながら、多くのミュージシャンはミックスやマスタリングによって、パワー「1」のトラックを10個束ねてパワー「53万」にできると勘違いしている節があります。

ミックスやマスタリングは素材ががダメダメなトラックを良くする魔法なんかじゃありません。
元素材がそれなりの品質なら、それなりの結果にしかなりません。
逆に一つ一つの素材が秀でてるようであれば、ミックスやマスタリングよってさらなる相乗効果が生まれて、最終的な楽曲がよくなることでしょう。

修正ツールを頼りにするのは禁物

ただ、最近では一つ一つのトラックに修正をかけることができる。文字通り魔法のツールがあります。

ボーカルのピッチを修正にはAuto-TuneMelodyneなどがメジャーです。
特に、後者のMelodyneはボーカルどころか、和音の構成音を分析して各音を修正するなんてこともできるようです。

トラックに乗っかった様々なノイズ成分を除去ツールにはiZotope RX
スペクトラム解析を用いてノイズ成分のみをピンポイントに取り除くと言うツールです。

しかし、そんなツールがあるからといって、そういった修正ツールを使うことを前提にしたトラックメイクやミックス、マスタリングはNGです。
修正ツールはいわば伝家の宝刀。そう易々と振るうものではありません。
それに修正ツールを使えばトラックの音質は確実に悪くなります。

ですので、一つ一つのトラックの品質が良くなかったり演奏にミスがあった場合には、基本的にそのトラックは録音し直したほうがいいでしょう。
修正に要する手間やコストもいりませんし、何よりも最終的な楽曲のクオリティーは確実に上がります。

ということで、ミックスやマスタリングが難しいと言うミュージシャンは、今一度自身のトラック素材を見直してみてください。

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