「Logic Pro X 10.5」のアップデート内容をチェックしてみる

Logic Pro Xが「Logic Pro X 10.5」にアップデートされました。
アップルはこのアップデートを「発表以来最大規模のアップデート」と謳っている様です。

参考 Apple、Logic Pro X 発表以来、最大規模のアップデートを Logic に実施 - Apple (日本)https://www.apple.com

ざっとみてみましたが、今秋のアップデートで私がLogic Pro Xに持っていた不満な点を一気に解消してきた感じでした。
制作する曲の方向性によってはLogic Pro Xを使ったほうが効率的な作業ができるんじゃないかと思った位です。

アップデート内容

Live Loops

アップデートの目玉でもあるLive LoopsはAbleton Liveなどでお馴染みの、ループベースでの制作機能です。
iPhone/iPad版のGarageBandにあった機能を逆輸入したようです。

ループを並べる機能のほか、Remix FXのエフェクトを使って自在にループを加工できます。
同じくアップデートされたLogic Remoteを使ってRemix FXをコントロールできる様です。

GarageBandにあった機能だったために、Logic Pro Xへの実装が期待されていた機能の一つでした。

サンプラーとQuick Sampler

Logic Pro Xへの不満として、搭載されているサンプラーが「EXS24」という設計的に古い年代物だったことがありましたが、今回のアップデートでサンプラープラグインを一新した様です。

おそらく内部的にはEXS24で、インターフェースだけを挿げ替えたのでしょうが、大きくて使いやすそうなインターフェースというだけでも使いたくなる気分です。
EXS24は大きくしてもぼやけて見にくかったですし。

合わせて「Quick Sampler」という簡易サンプラーも搭載!
ループなどのスライスはこちらで行うといいみたいです。
Logic Pro XのAppleLoopsの他、ファインダーやボイスメモからもサンプルを追加できますし、Quick Sampler自体にもレコーディング機能がある様です。

また、EXS24との後方互換性も完全に確保されているため、これまでのプリセットはそのまま使えます。

ビートの作成

今回のアップデートではビートメイキングにも力を入れています。
これまでのLogic Pro Xのビートメイキングツールは「Ultrabeat」という古いプラグインと、そこまで使い勝手が良くない「Drum Machine Designer 」だったので、この辺に改修が入っるのはありがたいです。

ステップシーケンサー

ビートを考えるのに便利なステップシーケンサー がLogic Pro Xの基本機能として搭載されました。

しかもこのステップシーケンサーは単にノートを並べるだけでなく、ハードウェアやソフトウェアのステップシーケンサーのようなパラメーター編集のほか、再生方向を変えたりランダム化をしたりと、面白そうな機能を取り揃えています。

Drum Synth

「Drum Synth」はサンプルを使わずにドラム音色を生成するシンセサイザーです。

マシンドラム系の音色を手軽に作成できるので、後述の「Drum Machine Designer」と組み合わせると、より深みのあるビートを制作できると思います。

Drum Machine Designer

Drum Machine DesignerはDrummerにDJ系のビートを生成するアップデートが入った際に搭載された機能できたが、今回のアップデートで改修され単体でも使いやすいものになりました。

Drum Machine Designer自体でサンプル波形の表示ができる様になった他、新しいQuick SamplerやDrum Synthプラグインとの連携も図られ、Logic Pro XのAppleLoopsや手持ちのサンプル素材が活かしやすくなりました。

Logic Remote

iPhone/iPadからLogic Pro Xを操作する「Logic Remote」もアップデートされ、新機能への対応を果たしています。

Logic RemoteはLogic Pro Xを使う上でとても便利なので、iPhone/iPadを持っているならぜひ使ってみてください。

今更だけどLogic Remoteが便利すぎる!

Logic Pro Xが使いたくなるアップデート

今回のLogic Pro Xのアップデートは「発表以来最大規模のアップデート」と謳われる様に、かなり大幅な機能変更や機能追加が行われています。
他のDAWでしたらメジャーバージョンアップとしてアップデート料金が発生することでしょうが、Logic Pro Xの場合は既存ユーザーは無料でアップデートできるので、お得感ましましです。

私としても最近のアップルの発表の中では1番ワクワクさせられるものでした。

これを機にCubaseからLogic Pro Xに乗り換えてもいいかなとも考えましたが、もとより私は複数のDAWをプロジェクトの方向性や気分に合わせて使い分けている身です。
Logic Pro Xの方がふさわしいと思ったプロジェクトにはガンガンLogic Pro Xを投入していくつもりです。

DAW二刀流のすすめ!できるミュージシャンはDAWを使い分ける!

2020年5月13日:公開

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