現代は「音楽を目で見る時代」だ

音楽の楽しみ方は人それぞれでしょうが、ほとんどの人は耳で聴いて楽しむものだと考えているでしょう。

ですが、今では音楽は聴いて楽しむものであるのと同時に、目で見て楽しむものにもなっています。
音楽は耳で聴く者と思いつつも、実際には映像を見ながら音楽を聴いています。
この事実には当たり前すぎて逆に多くの人が気がついていないのではないでしょうか。

一昔前、音楽に映像を合わせるといった事はプロにのみに許された聖域でした。
映像制作には音楽とは別の機材やスキルが必要で、一般人には手の届かない領域でした。
また、映像を視聴者に届けるにも多大なコストが必要だったため、音楽と映像はそれぞれ切り離されていました。

しかし、音楽制作機材の低価格化と時を同じく、映像制作機材も低価格化が進み、誰でも映像制作に触れられる様になってきました。
また、制作した映像をYouTubeなどのサービスで低コストで配信できるようにもなってます。
さらには、現代人ならほとんどの人がスマホを持っているので、映像をいつでもどこでも簡単に視聴できるようになりました。

そういった経緯もあってか、音楽はPVなどの映像とともに耳で聴いて目で見て楽しむ娯楽へと変わりました。現代は「音楽を目で見る時代」だ
今や音楽には映像が付いていて当たり前なのです。
今後もそういった流れはさらに加速していくでしょう。

これからの時代、目で見て楽しめない音楽は誰からも相手にされなくなります。
これは音楽性やクオリティー等の評価以前の問題です。

これをピンチと捉えるかチャンスと捉えるかが、生き残れるミュージシャンの分水嶺ではないでしょうか。

2020年3月16日:公開
2020年5月12日:更新

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