雪国在住のミュージシャン必見!除湿器は冬のマストアイテムだ!

冬は空気が乾燥するから加湿器が欠かせないというのは常識になっていますが、これは日本全土に当てはまるものではありません。
確かに太平洋側は冬は空気が乾燥しますが、日本海側の特に雪国と呼ばれる地域は梅雨の時期以上に湿度が高くなります。
この事を知らずにいると、ミュージシャンの命とも言える楽器や機材に悪影響を与えるほか、家具や家そのものにも被害が及びかねません。

雪国は年中湿気との戦い

冬の太平洋側、特に東京では1年の中で最も乾燥する季節です。

ですが日本の気候は複雑なもので、何もかもが東京の尺度に当てはまるものではありません。
雪国では東京都とは逆で、冬こそが1年で最も湿度が高くなる時期なのです。

参考に日本で最も湿度が高い富山県と、日本で最も湿度が低い東京都の年間データのリンクを以下に貼っておきます。

参考 富山県の気象データ気象庁 参考 東京都の気象データ気象庁

このことからも日本海側では東京都は真逆の冬場対策をしなければならないことがわかります。

身の回りの湿度を知ろう!

湿度は楽器や機材にとって不倶戴天の天敵です。
ギターやピアノなどの木製の楽器は、湿気が高いところに放置すると様々な部分に狂いが生じるのは言うまでもありません。
金属製の楽器や機材でも、冬に高湿度な場所に置いておくと結露が発生したり、カビやサビを生じることがあるので油断できません。

また、湿度は土地だけでなく住環境によっても左右されます。
空気の流れが良い昔ながらの日本住宅の場合と、近年のハイテク建材住宅とでは、後者のほうが高湿度になりやすくなります。
それと、部屋の広さや間取りによっても湿度というのは変わってくるものです。

ですので、ミュージシャンが活動したり、楽器や機材を保管する部屋では常に湿度を観測できるようにしておきましょう。
湿度計もピンからキリまでありますが、おおよその湿度さえ把握できれば十分なので、家庭用の一般的なものでOK。
それだけでも湿度をケアしないといけないことがわかるものです。

冬はデシカント式除湿機一択!

さて、部屋を除湿する必要性がわかったところで、次は除湿器を選びたいところですが、この除湿機にも種類があります。
大別するとデシカント式コンプレッサー式の2種です。
以下が簡単な比較表です。

デシカント式除湿機内部の乾燥剤に空気中の水分を吸着させ、それをヒーターで加熱することで水分を取り出す
気温によって除湿能力が変化しない
ヒーターを使うため稼働中の室温上昇が大きい
使用時の電気代が高くなる
コンプレッサー式空気を冷却することにより発生する結露を利用し、空気の水分を取り除く
気温が高い場合は除湿能力が高いが、気温が低い場合は除湿能力が低くなる
稼働中の室温上昇は少ない
使用時の電気代はデシカント式と比べると安い

この表を見てもおおよそ分かるとおり、冬場の除湿にはデシカント式除湿器を使うべきです。
デシカント式には気温によって除湿効果が低下しないことや、除湿している部屋の温度が高くなるという特性がありますが、これは気温が低くなる冬にとってはどちらもありがたいこと。

ただ、コンプレッサー式と比べて電気代がかかってしまうというデメリットがあり、ランニングコスト意識するならばコンプレッサー式にしたほうがいいと思うかもしれません。
ですが、コンプレッサー式の除湿器は気温が低下すると効率が落ちてしまう特性があります。
気温が低くても使えるコンプレッサー式の除湿器もありますが、こういった除湿器は高い出力で除湿したり、ヒーターを使って部屋を暖めるなどの対策をしてコンプレッサー式の効果を発揮させようとするものなので、実のところのデシカント式と電気代はそこまで変わらなくなってしまうものです。
迷わずデシカント式の除湿器にしておいたほうがいいですね。

パナソニックからはコンプレッサー式とデシカント式の両方の機能を備えたハイブリット式の除湿器が販売されています。
同じ除湿機を1年通して使いたいならば、こういった機種を選んでもいいでしょう。

まとめ

日本には冬場対策として加湿しなければならない地域、除湿しなければならない地域があるのです。
ミュージシャン各位は在住している地域の気候を調べ、適切な冬場対策をしましょう。

それにしても人口や活動しているミュージシャンが多いからと言って、東京の常識をあたか日本全国の常識かのように情報を発信するメディアには思うところがあります。

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