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高いギターはなぜ高いのか?店に並んでいるギターの値段が大きく違う理由を詳しく解説!

楽器店に吊り下げられているギターやベースを見れば分かる通り、ギターといってもお値段をピンからキリまであるのはみなさんご存知でしょう。
ですが、なぜああまで値段が違ってくるのかを知ってる人は少ないと思います。

ギターの見た目が豪華だったり、有名ブランドが作っているギターが高いのかと思えば、全くそうでないギターにとんでもない値段がつけられていたりすると、もう訳がわかりません。
また、どう見ても同じ見た目のギターなのに、その価格が10倍も違ってくると、頭がおかしくなってしまったのかと自身を疑いたくもなってしまいます。

なぜギターの値段にはああまで違うのでしょうか?
高いギターが高い理由は何なんでしょうか?

ギターが高くなる理由・要素

材料

木材

stefan089 / Pixabay

ギターは一部の特殊なものを除けば基本的にを素材としています。
高いギターと安いギターでは、まずこの木材に大きな違いがあります。

ギターの部位とそれらに使われる木材以下の通りです。

  • ボディ:アッシュ、アルダー、バスウッド、マホガニー、スプルース
  • ネック:メイプル、マホガニー
  • フレットボード:メイプル、ローズウッド、パーフェロー、エボニー

これらは古くからギターに使われている木材でトーンウッドと呼ばれています。

10万円前後のグレードのギターだと、こういったトーンウッドをしっかりと使っています。
一方の安いギター、特に1万円台の初心者セットとして販売されるものだと、こういった木材を使わずに似たような杢目や色の木材を使ってコストダウンを図っているものです。
たまに「〇〇の木材を使用!」と唱っている安ギターもありますが、そういった場合は別の産地の木材を使っていたり、10万円台のギターには使わない部分の木材を使っていたりと、安いからには安いなりの理由があるものです。
もちろん、曲がりなりにも高いギターと同じ木材を使っているので、「当たり」の個体ならばそれはいい音色を奏でますが。

ちなみに、さらに高い30万円以上のギターになってくると、トーンウッドの中でも職人が木材を選りすぐり、それをギターにしているので、同じ木材であったとしても値段も音も違ってくるのです。

ワシントン条約でローズウッドが対象に
ギターに使われる木材のうち、ローズウッドと呼ばれるマメ科ツルサイカチ属の木はワシントン条約の対象となったことで木材としての輸出入に制限が加えられることとなりました。
これまでにもブラジリアンローズウッド(通称、ハカランダ)と呼ばれる一部のローズウッドは規制対象だったのですが、これがすべてのマメ科ツルサイカチ属の木に広まったことになります。
今回の帰省は輸出入の禁止でないので、市場から即刻ローズウッドのギターが消えるということには繋がりませんが、ローズウッドを使用したギターが高くなることは避けられないでしょう。
こういった原材料の供給事情によってもギターが高くなることもあるわけです。

部品

Gadini / Pixabay

ギターには木材だけでなくペグやフレット、エレキギターならピックアップなどのギターに必要な部品があります。

これら部品にしてもピンからキリまでのグレードがあるもので、精度が高かったり丈夫なものは総じて高くなるものです。
高いギターには部品のメーカーのハイエンド製品が使われているもので、その部位分の値段が上乗せされることになってしまうのです。

装飾

音に直接関係のない装飾もまたギターが高くなる要因の1つです。

例えばフレットボートのインレイ。
普通は丸いドットのプラスチックですが、これを特殊な形状にしたり、インレイの素材をアバロンにすれば高くつきます。

その他、ボディーにフレイムメイプルやバール材などを用いて見た目を派手にしたり、ギターに象嵌装飾を施せばそれだけ高くなります。

装飾は音や音楽には直接関係ないといっても、楽器の装飾は昔から行われているものです。
例えば管楽器の彫刻などがその例ですね。
そもそも楽器や音楽自体が古来より貴族の道楽であったので、趣味や見栄えのために装飾はある意味当然だったのでしょう。

また、装飾は音楽的な意味がないものの、音楽活動的には意味を成します。
例えば演奏しているプレイヤーのギターが凝った装飾ならば、それもまたプレイヤーの顔の1つになるものなので、決して無意味ではないのです。

人件費

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高い楽器がそれなりの手間暇がかかっています。
そういった場合、当然ですが人件費がかかります。

日本人は何かと原価とは材料費のことばかりしか考えず、人件費=タダと捉えるブラック企業思考の人が多いですが、それは違います。

工数がかかる箇所としては

  • 練り込まれた設計や企画
  • 難しい加工をする箇所
  • 高い精度での制作
  • 丁寧な仕上げ

などがあります。
これらに対するコストは決してタダでは無いのです。

高い理由を知れば納得の買い物ができる

このご時世、ギターに限らずおおよそのものは適性価格で販売されています。
高い物には高いなりの理由、逆に安いものには安いなりの理由があるのです。

予算をケチって安物買いの銭失いをするのはもったいないですが、だからといって1番高いものを買えばいいというものではありません。
大事なのは自身に必要な物事を見極めて取捨選択することです。

ちなみに本記事を読んでいるであろうギター専門でない音楽制作がメインのミュージシャンであれば、ギターならば10万円前後の価格帯のものを選ぶといいでしょう。

とんでもない高級材を使ったような特殊なギター以外ならば大抵のラインナップがそろっていますし、ギターの形状や種類にしてもよりどりみどり。
装飾に関しては少し色気がないかもしれませんが、それは裏を返せば実用的と捉えられます。

私からすれば20万円以上のギターはもはや趣味の世界のものだと思います。
ギターに特段のこだわりがあるギタリストでなければ、そういった選択をする必要はないと思います。

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