DTMを用いて一人で音楽制作できるミュージシャンは最強!

ミュージシャンと一言に言っても、その活動方針は様々です。
ですが、そのようなミュージシャンの中でも一人で音楽制作のプロセスを完結できてしまうミュージシャンは、その他のミュージシャンにない強みを持った最強の存在です。

ミュージシャンの誰もが音楽製作スキルを持っている訳ではない

ミュージシャンたるもの音楽に携わっている以上、音楽制作ぐらい誰でもできるのではないか?
そう思ったりそう思われたりするものですが意外や意外、ちゃんと音楽制作できるミュージシャンというのはそんなにいるものではありません。

たとえどんな難しいフレーズを弾きこなすで前のギタリストであっても、たとえよろこびや悲しみなどの様々な感情を音色で表現できるピアニストであっても、彼らが音楽制作までできるミュージシャンとは限りません。

音楽制作のハードルは高く険しい

なぜ多くのミュージシャンは音楽制作ができないのか?
それは音楽制作には求められる知識やスキルが多くて難しいからです。

音楽制作は人によって、ミュージシャンによってその定義は異なってくるでしょうが、ここでは「ミュージシャンでない人が聞いたときに音楽と認識してもらえるレベルの作品を制作できること」と定義します。
多くのミュージシャンはそのような作品を作るために音楽活動しているのですから、この定義で間違い無いでしょう。

音楽制作には多くの知識とスキルが求められますが、パッと出てくるだけでも

  1. メロディー、コード進行の作成
  2. 歌詞の作詞
  3. 楽曲の構成、アレンジ
  4. 楽器のレコーディング
  5. レコーディング音声の修正
  6. ミックス
  7. マスタリング
  8. 配信

と、これだけのことを求められます。
後の項目になればなるほど、音楽的なことからかけ離れた知識を要するので、ミュージシャンにとっては難易度の高いものになってきます。

1つの楽器に卓越した技能を持っているのみでは音楽制作は難しいことが分かります。
これらのスキルのうちの何れか、もしくは幾つかのスキルを持つミュージシャンは多いでしょうが、全てともなるとその数は一気に少なくなるでしょう。

だからこそミュージシャン達はバンドを組んだり、スタジオやエンジニア達を頼って不足した知識やスキルを補い、音楽制作にあたるのです。

PCスキルは必須

また、前項の音楽制作に求められる作業をこなそうとなると、必ずといってPCでの作業が求められます。
これは個人やバンドがDTMで制作する場合に限った話ではなく、レコーディングスタジオでのレコーディングであってもそうです。
スタジオのありとあらゆる機材全て、最終的にはPCのProTools(業界標準のDAW)に行き着くので、絶対にPCから逃れることができません。

しかも、求められるPCスキルにしてもかなり高く、一般的にPCに詳しいレベルと言われるワードとエクセルが使えるぐらいではとても足りません。
DTM用ソフトの使い方、記録ファイルのフォーマット、機器との接続規格などなど、スタート地点に立つにしても覚えることは山積みです。

近年、スマホの普及によってPCを使える人が減ってきているようです。
それに、ミュージシャンとはまだまだアナログな機材が現役で用いられる音楽の世界で生きているので、デジタルな機器に忌避感を覚える人も少なくありません。
ですからなおのこと、音楽制作をこなせるぐらいのPCスキルを持つミュージシャンは少ないことがわかるでしょう。

一人で完結することの強みを生かす

以前はスタジオで高価な機材を使わなければ、高レベルの音楽作品を作ることはかないませんでした。
ですが、今ならば制作に必要な機材も安価になり、なんだったらPC一台で高レベルの作品を作ることだってできます。
ただし、それはあくまで制作環境の話であり、音楽制作に関する知識やスキルが必要なことは昔と変わっていません。

今、自分一人だけで制作の最終段階まで進められるミュージシャンは、制作における高く険しいハードルを乗り越えてきた最強のミュージシャンなのです。
ですが、多くのそういった最強ミュージシャン達はそのことに気づいていないのもまた事実です。

一人で音楽制作できるミュージシャンは、自身が最強の存在の一角であることを自覚し、その強みを生かした音楽活動をしていきましょう。

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