

ここ最近はiPad Proによるモビリティある音楽制作環境の構築を考えていましたが、もちろんSurface Pro 4の存在を忘れていたわけではないです。
Surface Pro 4
Surface Pro 4については私よりも先に詳しく解説している記事が散見するので、あえてここで語ることもないでしょう。
Surface Pro4はiPad Proの販売開始と時を同じくして販売され、スペック的にもお値段的にも似たり寄ったりです。
Surface Pro 4導入のメリット
Surface Pro 4を導入した場合、iPad Proを導入した場合とだいたい同じ恩恵をうけることができます。
ですが、Surface Pro 4はOSにWindows 10を搭載しています。
つまり、PC用のOSですので、現在使っているDAWの環境やプラグインソフトをそのまま引き継ぐことができます。
もちろん、ショートカットキーもそのまま使えますので素早い操作も今まで同様可能です。
それでいて画面をタッチしての直感的な操作も可能です。
特に私が使用しているAbleton Liveはマウスやキーボードだけで操作するよりも、より使いやすくなることでしょう。
そして、Surface Pro 4にはiPad Proにはない豊富なラインナップがあります。
これによりスペックを必要に応じて選択することができます。
私の場合は一番安いCore-Mモデルでも問題なさそうですが、Core-i7モデルだと重量級のプラグインも気兼ねなく使えそうで、惹かれるものがあります。
Surface Pro 4導入の注意点
ただし、現在のDAW環境をそのまま引き継ぐということは、必ずしもいいことばかりではありません。
一番重要なこととして、多くのプラグインソフトはSurface Pro 4のようなタブレットPCに最適化されたものではないということです。
マウスでポチポチしたりテンキーで数値入力したほうが圧倒的に操作しやすいソフトなど数えるのもバカバカしいほどあります。
インターフェースが小さすぎてタッチしにくいソフトも当然のようにあります。
Ableton LiveにしてもiPad Proのアプリのような操作性まで望むのは酷というものです。
ですが、これは時間が解決してくれるのではないかと楽観的に思っています。
音楽制作に耐えうるタブレットPCが出揃ってきたからこそ、DAWやプラグインソフトの開発者たちもタブレットPCでの操作を意識したインターフェース設計をしてくれるのではと思っています。
Surface Pro 4での音楽制作
Surface Pro 4での音楽制作の流れは、以下の記事のiPad ProをSurface Pro 4に置き換えたようなものになるでしょう。
また、音楽制作アプリは現在のAbleton Liveを中心としたものをそのまま使うので、新たに購入する必要はありません。
オーディオインターフェイスやその他ハードウェアもSurface Pro 4でも使うことができますので、追加投資もなしです。
Suface Pro 4による音楽制作環境もいいものですね。iPad Proとどっちにしようか迷ってしまいます。