ミュージシャンならデータベースを活用すべき

 

この現代において、「データベース」という言葉は殆どの人が知っていることでしょう。
データベースとはデータを集め、それらを処理したり抽出したり、集められたデータを分析する仕組みのことです。

データベースは企業の顧客情報だったり、プロジェクトの進捗状況などのような、膨大な情報を集積して分析するような場面で用いられます。
また、様々なインフラやサービスの裏でも、それらを支えるためにデータベースは動いています。
今やデータベースは人間社会を築く上での礎になっているのです。

こう書くと、データベースはミュージシャンとは程遠い存在のように思うかもしれません。
ですが、クリエイティブな活動をするミュージシャンこそデータベースを積極的に活用すべきなのです。

データベースって必要?

そもそもミュージシャンにデータベースが必要なのでしょうか?
普通に考えればミュージシャンがデータベースを使うというシーンが思い浮かばないことでしょう。

ミュージシャンが蓄積するデータというと、歌詞やメロディ等の音楽のアイデアが挙げられます。

ですが、歌詞を書き留めておくならメモ帳で十分ではないでしょうか。スマホのメモアプリでもいいですね。
ふと思いついたメロディを書き留めておくなら五線譜に書けばいいですし、鼻歌を録音するならスマホのボイスレコーダーアプリで間に合います。

こう考えると、別にデータベースなんて仰々しいものを用意する必要なんて無いようにも思えます。

データベースでアイデアを一元管理する

ですが、そういったアイデアは断片的なもので、管理しておかないと何のためのものなのかも忘れてしまいます。
そうならないためにはファイルにつける名前を工夫したり、ファイルを保存しておく場所を決めておいたりすればデータベースなんて使わなくてもいいじゃんとも思いますが、そういったしっかりとした管理を目指したいなら尚更データベースを導入すべきです。

歌詞を書いたテキストや鼻歌の音声ファイルをまとめあげ、それらと曲のイメージやタイトルなどをアドレス帳のように関連付けていけば、データベースの1項目ができ上がります。そうやってデータベースの項目を作っていけば、自分だけのアイデアデータベースが構築できます。

ここではアドレス帳も例に上げましたが、アドレス帳も立派なデータベースですよ。
アドレス帳は名前や住所、電話番号などの単体では何かわからない情報を紐付けることで、個人を特定する目的のデータベースです。
データベース=アドレス帳と考えれば、データベースが身近なものに見えてくるんじゃないでしょうか。

ミュージシャン的データベース活用術

ミュージシャンのアイデアデータベースに必要な項目ってなんなのかを考えてみました。

  • 曲タイトル
  • キー
  • テンポ
  • 曲の概要・イメージ
  • 歌詞
  • コード進行
  • メロディ(音声ファイル)
  • メモ
  • 手書きしたメモの写真(画像ファイル)
  • 参考・リスペクトした曲

こんな感じの項目を設けたデータベースを作れば、アイデアが整理しやすくなるんじゃないでしょうか。

データベースは1つという決まりはないので、この他にも曲の感想をまとめたデータベースだったり、フリーのミュージシャンなら収入支出情報をまとめたデータベースを作ると便利になることでしょう。

データベースソフト

データベースを作るにはデータベースソフトが必要です。

データベースソフトで有名なものにはMicrosoft AccessやFileMakerなどがあります。

ですが、Microsoft AccessはWindowsでしか動作しません。アイデアを書き留めたい時に必ずPCの前にいるような人でないと辛いかもしれません。

FileMakerならスマホから利用も可能ですが、そういう環境を作るにはサーバーを用意する必要がありますので、ミュージシャンには敷居が高いでしょう。なによりソフトも高価ですし、サーバーの維持費用も馬鹿になりません。

ミュージシャンがデータベースを利用するのならTap Zapp Softwareのタップフォームというソフトがいいでしょう。
タップフォームにはiPhone版、iPad版、Mac版、さらにはApple Watch版もあります。
そしてなにより、前述のソフトよりも安価に導入できます。

タップフォームはデータベースのファイルをiCloudに置くことができ、これらはiPhone版、iPad版、Mac版、Apple Watch版の全てで同様にアクセスすることができます。
つまり、タップフォームでアイデアデータベースを構築すれば、いつでもどこでもデータベースにアクセスする環境を手に入れられるのです。

ミュージシャンは様々なものからアイデアを得て、それを音楽にしていくという活動を日々行い続ける必要があります。
なので、アイデアの蓄積やアウトプットにこそ時間を割くべきであり、アイデアの整理などの非生産的なことは誰かに任せてしまいたいのです。

だからこそ、ミュージシャンはデータベースという、アイデアの整理をコンピューターに任せられるツールを導入すべきなのです。